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 米IBMが,「Microsoft Exchange」からLinux上の「Lotus Notes and Domino」への移行を推進する取り組み「Migrate to the Penguin」を,米国時間3月30日に発表した。これにともない,ユーザーの電子メール/コラボレーション・システム移行を実現したパートナー企業に対し,最大2万ドルの報奨金を提供する。

 Migrate to the Penguinは,既存のLotus Notes and Domino移行推進プログラム「Move2Lotus」を拡充したもの。同プログラムには100社以上のIBM Business Partnerが参加し,Lotus Notes and Dominoに移行する顧客の支援や,移行用ツールの開発といった活動を展開している。

 パートナー企業への報奨金支払いは,期間を限定して実施する。Microsoft Exchangeからの移行ライセンスの販売数に応じ,1シート当たり20ドルの報奨金を最大1000シート分提供する。米国とカナダでただちに開始し,2006年中に世界各地で順次始める。

 移行推進策の一環として,「Lotus Notes and Domino 7」の教育/認定プログラムをパートナー企業に無償提供する。顧客に対しては,ホスト型のLotus Notes and Domino環境を用意し,購入前に試験運用できる試用サービスを展開する。

 なお現行版のLotus Notes and Domino 7はこれまでの同製品系列のなかで最も急速に普及が進んでおり,2005年に売上高が前年比2ケタ増を記録したという。「過去2年間で,3000社近くの顧客がMicrosoft Exchangeやその他電子メール/メッセージング環境からLotus Notes and Dominoに移行した」(IBM)。

 米メディア(internetnews.com)によると,IBMと米Microsoftは市場規模25億ドルのコラボレーション・ソフトウエア市場で,それぞれ約40%ずつシェアを分け合っているという。

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