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 シンガポールの出入国管理局(ICA)は,バイオメトリクス(生体認証)技術を利用した電子パスポート「BioPass」を導入する。Wong Kan Seng副首相が現地時間3月31日に発表した。2006年8月に発行を開始する。

 BioPassは有効期間5年で,パスポート所持者の生体認証データを格納した非接触型ICを,パスポートのデータ・ページに組み込む。

 データ・ページの上部には角度によって色が変化するインクで「Republic of Singapore(シンガポール共和国)」の文字を印刷し,ページ右には,複数の画像を切り替えて表示する技法によりライオンのイラストとパスポート所持者の顔写真が映し出される。レーザー光によって,パスポート所持者の身体的特徴を示した写真などを確認することで,写真の差し替えによるパスポート偽造を防止できる。

 導入計画の第1フェーズとして,2006年4月29日より,公務員やシンガポール航空乗務員を対象に一部試験利用を始める。

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