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 米JBossは米国時間4月3日,オープンソース開発用ミドルウエア「JBoss Enterprise Middleware Suite(JEMS)」を構成するいくつかのミドルウエアの新版を発表した。これには,オープンソースのビジネス・ルール・エンジン「JBoss Rules 3.0」やビジネス・プロセス管理(BPM)システム「JBoss jBPM 3.1」などが含まれる。

 JBoss Rulesは,Javaビジネス・ルール・エンジンのオープンソース・プロジェクト「Drools」をベースとするもの。ユーザーはビジネス・ルールを適用することにより,製品とサービスをカスタマイズできる。ビジネス・ポリシーとルール・ロジックをプロセス,インフラ,プレゼンテーション・ロジックから切り離すことによりアプリケーション開発を簡素化する。新版では,柔軟性と拡張性を強化している。

 JBoss jBPMは,ワークフロー・エンジンとしての機能を備えたビジネス・プロセス管理ソフトウエア。新版では,Enterprise Javaアプリケーションを構築する新しいフレームワーク「JBoss Seam」と統合できるようになった。また,Webサービス向けビジネス・プロセス仕様Business Process Execution Language(BPEL)とともに,Javaベースのプロセス中心型プログラミング・モデルjBPM Process Definition Language(jPDL)のサポートを追加している。Visual Process Designerもアップデートされた。

 同社は,米Hewlett-Packard(HP)と英Arjuna Technologiesから買収した「Arjuna TS(Transaction Service)」を「JBoss Transactions 4.2」としてJEMSに追加したことも明らかにしている。

 JBoss Rulesは,Apache Software Foundationライセンスのもと配布され,無料でダウンロードできる。同ライセンスにより,企業はJBoss Rulesを無料で導入,配布できる。JBoss jBPM 3.1は, Lesser General Public License(LGPL)を適用。同社のWebサイト
からダウンロードできる。同社は,JBoss RulesとJBoss jBPMのサポート,トレーニング,コンサルティング・サービスを提供する。

発表資料 1(PDF形式)
発表資料 2(PDF形式)