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 米IBMが,モバイル機器向けマイクロプロセサ用のハードウエア暗号化技術「Secure Blue」(開発コード名)を米国時間4月10日に発表した。IBM社は「価格の安い,比較的処理性能の劣るプロセサでも暗号が利用できる」としている。

 Secure Blueは,マイクロプロセサに組み込めるセキュリティ・アーキテクチャ。組み込み機器用プロセサなどに,暗号化などの機能を付加できる。プロセサの安全性を確保するだけでなく,そのプロセサを搭載した機器全体や,文書データなども保護する。IBM社では「ソフトウエア技術ではなくハードウエアでセキュリティを実現するため,強力に機密を守り,リバースエンジニアリングや改造などにも対抗できる」と説明する。

 IBM社はSecure Blueをパートナ企業にライセンス供与し,技術支援,協業,設計サービスなどを提供する計画だ。

 なお米メディア(InfoWorld)によると,Secure Blueはマイクロプロセサにごく小規模の回路を追加するだけで済み,チップの面積は数%しか増えないという。

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