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 米Red Hatは米国時間4月10日に,米JBossを買収することで両社が最終合意に達したと発表した。Red Hat社はまず約3億5000万ドルを支払い,将来の業績に応じて約7000万ドルを追加する。取引は現金と株式(比率4:6)で行われ,2006年3~5月期に完了する予定。

 Red Hat社はJBoss社買収により,サービス指向アーキテクチャ(SOA)への移行を促進し,低コストのオープンソース・プラットフォーム上で動作する次世代Webアプリケーションの展開を目指すとしている。

 「JBoss社とRed Hat社は,オンラインを通じてサービスとサポートを行うサブスクリプション・モデルを採用している。Red Hat社の確立されたチャネルとグローバルなサービス提供能力に,JBoss社の企業向けミドルウエア技術,コミュニティでの指導力,Red Hat社製品向けの開発力が加わることで,最適な組み合わせのビジネス・モデルとサービス提供モデルを構築できる」(Red Hat社)。

 Red Hat社は,この買収による利益およびキャッシュ・フロー増加の成果が,2008年2月期の通期業績から表れると見込んでいる。

 ちなみに米メディアの報道(internetnews.com)によると,アナリストの中には,Red Hat社がJBoss社を買収することで,これまでパートナ関係であった米IBMと競合するという課題を指摘する者もいる。

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