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 バミューダ諸島に拠点を置く通信事業者Global Crossingは英国時間4月10日,同社IPネットワークの拡張とVoIPサービスを強化したことを明らかにした。「これで当社の欧州におけるIPコア・ネットワークは15カ国,3万キロをカバーする」(同社)。

 IPゲートウエイをオーストリア,ベルギー,ドイツ,スペインで増やしたほか,イタリアとロシアでは新たなPoPs(points of presence)を設置した。

 Global Crossing社Europe部門担当マネージング・ディレクタのPieter Duijves氏は,「欧州は,当社の世界戦略の重要な要素であるため,コア・ネットワークとIPネットワークを強化した。また,統合型IPサービスを求める企業のニーズに応える必要もあった」と説明する。

 IPゲートウエイの増設によってインターネット接続サービスを拡充するほか,年内には企業にIP VPN(仮想私設網)サービスも提供する予定。ちなみに,同社のIP VPNトラフィックは,「2005年に300%成長した」(同社)という。

 また,Global Crossing社は同日,欧州の企業向けに2つのVoIPサービス,「VoIP Outbound Service」と「VoIP Local Service」を提供することも明らかにした。

 いずれも,回線交換の電話網とGlobal Crossing社のネットワークを部分的に使用する。企業はこの相互接続性のある音声ネットワークにより,既存の電話や社内装置を使用しながらVoIPサービスを利用し,IPソリューションへの移行を進められるという。

 「当社のVoIPサービスは,セキュリティや信頼性と,サービス提供エリアを重視する企業に最適。北米で提供していたサービスを欧州まで拡大することで,企業ユーザーが各種通話アプリケーションを使って,高品質な国内通話と国際通話を行えるようにした」(Global Crossing社主任マーケティング・オフィサのAnthony Christie氏)。

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