PR

 XML関連の標準化団体Organization for the Advancement of Structured Information Standards(OASIS)のメンバーは,プロビジョニング情報交換仕様の新版「Service Provisioning Markup Language(SPML)version 2.0」をOASIS標準(OASIS Standard)として承認した。OASISが米国時間4月11日に明らかにしたもの。

 SPMLは,組織内および組織間でユーザー・アクセス権などのリソース情報を交換/管理するために利用できるXMLベースのフレームワーク。リソース管理をライフ・サイクル全体に拡張することが可能。ユーザー・アカウントや,システム/ネットワーク/アプリケーションのアクセス権といった,デジタル・サービスに関するプロビジョニング情報を定義できる。さらに,デジタル的でなかったり,物理的でなかったりする携帯電話機やクレジットカードなどのリソースについても,同様の定義が行える。

 新版のSPML v2.0は,旧版「SPML 1.0」に比べ機能を強化したほか,ユーザー情報やその他リソースの操作を容易にする新たなプロファイルを設け,パスワード管理の改善,ユーザー無効化とユーザー属性スキーマ検出機能の追加などを行った。

 OASIS Provisioning Services Technical Committee(PSTC)共同議長を務める米BMC SoftwareのJeff Bohren氏は,「SPML 2.0のサービス指向アイデンティティ・プロトコルはエンタプライズ規模のプロビジョニングを実現可能とし,同時に,システムやアプリケーションの設定に取られる時間を短縮し,技術的問題や重要な業務上の項目とサービスの実装に取り組める時間を増やす」と述べる。

 SPML 2.0策定に協力した主な企業は以下の通り。米BEA Systems,BMC Software社,フランスCapgemini,米CA,米Hewlett-Packard(HP),米IBM,米Microsoft,米Oracle,米RSA Security,ドイツSAP,米SOA Software,米Sun Microsystems。

[発表資料へ]