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 米Hewlett-Packard(HP)は米国時間4月11日,金融サービスや製造など特定業界に向けたサービス指向アーキテクチャ(SOA)フレームワークを発表した。「各業界がソフトウエアを簡単に統合し,市場機会をとらえ,競争上の優位を確保できるよう支援する」(同社)

 同社が今回発表したフレームワークは,金融サービス向けの「HP Open Bank」「同Open Payments」,製造/流通向けの「Manufacturing and Distribution Industries(MDI )reference architecture(MIRA)」,公共機関向けの「e-government」,ネットワーク/サービス・プロバイダ向けの「HP Service Delivery Platform(SDP)」「同Integrated Service Management(ISM)」。

 これらフレームワークは,レガシー・アプリケーションに保存されたデータの抽出を可能にし,顧客/取引先/社員間のコミュニケーションと情報共有を向上する。テスト済みの各種サービスをバンドル提供し,アプリケーション導入の評価,設計,迅速化を支援する。

 各フレームワークの主な特徴は以下の通り。

・Open BankおよびOpen Payments:米Microsoftの「.NET」,米BEA Systemsの「WebLogic」プラットフォームなどを利用し,銀行のチャネル・アプリケーション統合を実現する

・MIRA:BEA Systems社,Microsoft社,米Oracle,米SAPなどの製品を活用し,インフラの統合やアプリケーションの移行を促進する

・e-government:SOA,仮想化,モデル駆動アーキテクチャをベースに,既存のIT資産を活用しながら,公共機関の新たなオンライン・サービス提供を支援する

・SDPとISM:SDPは各種ソフトウエア/ツール,キャリア・グレードのハードウエア,コンサルティング/統合サービスを組み合わせたモジュラ型プラットフォーム。ISMは業務システムを統合し,ネットワークや各種サービスを管理する包括的な手段を提供する

 ちなみに米IDCによると,SAOベースの外部サービスに対する支出は,2005年の36億ドルが2006年には86億ドルに増える見通しで,2010年には全世界で338億ドル以上に達するという。

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