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 米Sun Microsystemsと米環境保護局(EPA)などは,サーバー製品の消費電力と処理性能の比率を数値で示す標準的な指標を策定する。Sunが米国時間4月14日に明らかにしたもの。同指標は2006年夏に公開される予定。

 Sunによると,この指標は,自動車において燃費(燃料1リットル当たりの走行可能距離)が購買基準になるのと同じように,サーバー購入時に標準的な方法でサーバーの消費電力を調べられるという。策定作業には,SunとEPAのほか,ローレンスバークレー国立研究所,米AMD,その他のIT企業が参加する。

「この指標を用いれば,業界標準の方法でサーバーのエネルギー効率を1項目ずつ比較検討でき,購入時の判断に利用できる。システムの速度や処理能力の評価に広く利用されている,SPECやTPCといったベンチマーク・テストと同じだ」(Sun)。

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