PR

 セイコーエプソンの米国法人Epson Americaは,インクジェット・プリンタ用インク・カートリッジに関して訴えられていた集団代表訴訟で,原告側と和解に達した。Epson Americaと,原告を代表する米Kabateck Brown Kellnerおよび米Chitwood Harley Harnesが米国時間4月14日に明らかにしたもの。和解を最終決定するための審理は2006年8月15日に開かれる予定。

 この訴訟は,Epson Americaの販売するインク・カートリッジの性能などを問題としている。Kabateck Brown KellnerとChitwood Harley Harnesを中心に,複数の法律事務所が訴訟を起こした。

 原告側は,インク・カートリッジ内に多くのインクが残っている状態でも,プリンタは「空になった」と表示して印刷ができなくなると主張。これに対しEpson Americaは「インクの残量に余裕を持たせることで,印刷の品質と信頼性を確保している」と反論した。カリフォルニア州ロサンゼルス郡の高等裁判所は原告の主張を退けたが,Epson Americaは和解に合意した。

 和解により,Epson Americaは同社のオンライン・ストアで利用可能な商品券を,プリンタ1台につき45ドル提供する。対象となるのは,訴訟に参加した,Epsonブランドのインクジェット・プリンタを1999年4月8日~2006年5月8日に購入または入手した米国在住者および米企業。さらに,和解の最終決定から90日以内に該当プリンタのユーザー登録を行った全購入者も対象とする。

 Epson Americaは対象者に対し,45ドル全額を商品券として提供するほか,小切手25ドルと商品券20ドルの組み合わせや,同社オンライン・ストアでの25%割り引き券(最大100ドルまで)といった選択肢も用意する。

[発表資料へ]