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 米Borland Softwareは米国時間4月17日,ソフトウエア要件の定義および管理プロセスの向上を支援するソリューション・パッケージ「Requirements Definition and Management」を発表した。同パッケージは,カスタマイズされたプロセス向上およびトレーニング・サービス,要件の分析,特定,評価,管理を促進する新製品で構成される。同製品により,幹部とIT管理者のコミュニケーション・ギャップを埋め,最初から正しい要件を基ににして開発を進められる,と同社は説明している。

 パッケージの一部として,同社は要件定義を支援する新製品「Caliber DefineIT」を発表。アナリストは視覚的に要件を特定したり絵コンテの利用,使用例とシナリオのモデル化が可能になるという。また,同製品は,ソフトウエア・ライフサイクルにおける品質評価を行なうために必要なテスト・ケースを自動的に生成する。

 同製品により開発チームは,幹部とITユーザーが理解できるようにエンドユーザーのシナリオをビジュアル化して提供できる。アナリストは,これに属性,スクリーンショット,プロトタイプ,イメージ,テキスト文書によって要件の詳細を加える。開発チームは絵コンテを使ってレビューできるため,関係者は要件が正確で完全なものであるかを効率的に判断できるという。

 同社によれば,アナリストとユーザーは,ソフトウエア開発プロジェクト失敗の1番の原因として,要件の不正確および不完全さ,また要件の不適切な管理を挙げている。米Standish Groupの年次調査の結果,プロジェクトが失敗した原因のトップ5のうち3つが要件に関係したものだった。また,要件の誤りが作業やり直しの主な原因となっており,統計ではプロジェクト内の開発への取り組みにおいて最大40%の追加作業が必要になる可能性があるという。

 Requirements Definition and Managementは2006年5月初旬にリリースされる。同製品の詳細は,同社Webサイトに記載されている。要件のトレースや管理といった特定の分野への対応を望む開発チーム向けには,プロセス・ガイダンス,技術トレーニングなどを含むパッケージ・セット「Accelerators」も用意している。

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