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 米Motorolaは米国時間4月18日,2006年第1四半期の決算を発表した。携帯電話機の販売が好調で売上高は100億1000万ドル。前年同期の81億6000万ドルから23%の増収となった。純利益は6億8600万ドルで前年同期の6億9200万ドルから小幅に減少した。同期の1株あたり利益は前年同期比4%減の0.27ドル。これには1株あたり0.02ドルのストック・オプション費用が含まれている。

 同社は同日,無線ブロードバンド技術を手がける英国の未公開企業Orthogon Systems社を買収することで最終的な合意に達したことを発表している。手続きは2006年前半に完了する見通し。買収金額は明らかにしていない。同社の買収を通じてWiMaxを含む次世代無線ブロードバンド・サービスの強化を狙う。

 同期の業績を事業別にみると,モバイル機器部門の売上高は64億ドルで前年同期から45%増加している。営業収益は7億200万ドルで前年同期の4億4000万ドルから大幅な増益となった。携帯電話機の出荷台数は4610万台で過去最高を記録。前年同期から61%増,前期からは3%増えている。世界シェアを21%まで拡大して首位との差を縮めた。特に中国,インド,アフリカ市場でシェアを伸ばしている。

 政府および企業向けモバイル・ソリューション部門の売上高は15億4000万ドルで前年同期比2%増。営業収益は1億7100万ドルだった。800万ドルのリストラ経費を除いた場合,前年同期から7%の増収となる。同期は,同社の車載電子機器事業を10億ドルでドイツのContinental AGに売却することを発表している。

 ネットワーク部門の売上高は14億3000万ドル。前年同期から14%の減収となった。売上高の減少と2100万ドルのリストラ経費により,営業収益も前年同期の2億3400万ドルから1億3200万ドルに減益となった。

 ホーム・ソリューション部門の売上高は,前年同期比7%増の7億1000万ドル。営業収益は1500万ドルだった。同期は前年同期からおよそ28%増に相当する200万台以上のデジタル・セットトップ・ボックスを出荷しており,過去最高の出荷台数を記録した。

 同社は株式買い戻しプログラムを進めており,同期はおよそ8億1500万ドルを使って3700万株の買い戻しに成功している。

 また同社は2006年第2四半期の見通しについても発表した。売上高は103億~105億ドルの範囲で,1株あたり利益は0.30~0.32ドルの範囲と予測する。

発表資料(1)
発表資料(2)