米Googleは現在,一部ユーザーを対象に,新たな検索機能のテストを行っている。同社Search User Experience担当製品マネージャのAmbar Pansari氏とバイス・プレジデントのMarissa Mayer氏が米国時間4月24日に,同社公式ブログの投稿で明らかにした。テスト中の強化内容には,不要と思われる検索結果を今後の表示から除外する機能「Remove Result」などが含まれる。
Remove Resultは,Googleアカウントを所有するユーザー向けに提供を始めている。GoogleサービスにログインしてWeb検索を行うと,各検索結果にRemove Resultオプションが表示される。Remove Resultを適用した検索結果は,その後の検索で対象から除外される。
また,絞り込み検索の向上を図り,“仕事”の検索では通常の検索サービスとは異なる絞り込み機能を試しているという。仕事を探す場合,場所や業務内容が重要となるため,さまざまな住所や職務の選択肢を設定できるようにする。
なお同社はテスト中の機能について,「リリースの予定は立てていない」(両氏)という。
[ブログの投稿記事]