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 米AT&Tは米国時間4月25日に,2006年第1四半期の決算を発表した。売上高は158億ドルで前年同期(102億ドル)と比べ54.5%成長。純利益は14億4500万ドルで,前年同期の8億8500万ドルから63.3%急増した。希薄化後の1株当たり利益は37セントで前年同期の27セントから37%増加した。

 ただし米メディアの報道(CNET News.com)によると,旧AT&T社と米SBC Communicationsの合併を想定した前年同期の数字は売上高が167億ドル,純利益が13億2000万ドルで,これと比べると当期は利益が拡大したものの減収となる。

 同社が60%を保有するCingular Wireless社の関連経費と合併関連費用を除いた場合,当期の純利益は20億ドル,希薄化後の1株当たり利益は52セント。英ReutersのReuters Estimatesによる予測である「1株当たり利益48セント」を上回った(同メディア)。

 AT&T社は当期の利益増加について,「Cingular Wireless社の売り上げ増加と利ざや拡大が要因」と述べている。

 当期におけるCingular Wireless社の売上高は90億ドルで,前年同期比9.1%増加した。新規加入者は170万人で加入者総数は5580万人にのぼる。解約率は1.9%。

 一方,AT&T社の有線事業はプロフォルマ・ベースの売上高が前年同期比5.5%減少。ただしデータ関連の売上高は同2.6%増加し,特にDSLインターネット接続サービス,VPN,ホスティング・サービスなどのIPデータ関連は同14%成長した。DSLの新規契約は51万1000回線で,契約総数は740万回線を超えた。

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