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 米CAが米国時間4月25日,2006会計年度第4四半期(2006年1月~3月期)の決算速報を発表した。売上高は9億4000万~9億5000万ドルとなる見通しで,事前予測の9億7500万~10億ドルを下回る。GAAP(会計原則)ベースの1株当たり利益は0~2セント,非GAAPベースの1株当たり営業利益は14~16セントの見込み。事前予測はそれぞれ,9~10セントおよび23~24セントだった。

 CA社は売上高が事前予測を下回る主な理由として,買収にともなう売上高の会計処理の変更を挙げた。また,当期は受注の出足が遅れ,手数料などの販売費用が拡大しているという。

 「当期の業績は期待通りとはいかなかったが,当社の製品,スタッフ,プロセス,顧客関係,商品戦略などは,現在,転換期を迎えており,これらの変化が今後利益をもたらすと信じている」(CA社会長兼CEOのJohn Swainson氏)

 同社は正式な2006会計年度第4四半期決算を5月30日に発表する予定。

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