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 米司法省(DOJ)は,著作権のあるコンテンツをインターネット上で違法に配布したとして,新たに5人の容疑者を起訴した。DOJが米国時間4月28日に明らかにした。

 起訴された5人の容疑者は,海賊版コンテンツをやり取りする“コミュニティ”である「warez」の主要メンバーであり,海賊版コンテンツの“一次提供者”の役割を果たしていたと考えられている。DOJによれば,このような組織は,インターネット上に出回っている大半の海賊版コンテンツの最初の出所となっている。

【4月28日変更】上記パラグラフにおいて,当初「起訴された5人の容疑者は,海賊版コンテンツの“一次提供者”である『warez』と呼ばれる組織で重要な役割を果たしていたと考えられている」としていた部分を,「起訴された5人の容疑者は,海賊版コンテンツをやり取りする“コミュニティ”である『warez』の主要メンバーであり,海賊版コンテンツの“一次提供者”の役割を果たしていたと考えられている」に変更しました。【以上,4月28日変更】

 今回,DOJはKevin Fuchs容疑者(25歳/ニューヨーク州),Cuong Quoc Trang容疑者(35歳/コロラド州)を,犯罪的な著作権侵害行為の共謀,デジタル・ミレニアム著作権法の侵害,著作権侵害で起訴。Matthew Alderman容疑者(24歳/オレゴン州)は犯罪的な著作権侵害,David Morvant容疑者(35歳/ルイジアナ州)とMichael Hays,容疑者(51歳/ウィスコンシン州)は犯罪的な著作権侵害行為の共謀で起訴された。

 連邦当局では,「ファストリンク作戦(Operation Fastlink)」と「サイトダウン作戦(Operation Site Down)」を通じて国外の法執行機関と協力し,インターネット上で違法コンテンツを配布する犯罪組織の取締りを進めている。これまでに16カ国において200通の捜査令状を執行し,違法配信を行なっていた数百台のコンピュータを押収している。その結果,1億ドル以上に相当する著作権のあるソフトウエア,ゲーム,映画,音楽コンテンツを違法な配布チャネルから取り除くことに成功している。

 作戦には,フランス,カナダ,スウェーデン,デンマーク,オランダ,英国,ポルトガル,ハンガリー,イスラエル,スペイン,オーストラリア,シンガポール,ブラジル,ベルギー,ドイツなどが参加している。

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