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 米Microsoftは,米国サイトで全面的に有料広告検索プラットフォーム「adCenter」を実装する。同社が米国時間5月3日に明らかにしたもの。adCenterは2005年8月にシンガポール,9月にフランスですでに正式サービスを開始していた(関連記事)。2006年6月には英国でテスト・サービスを開始する予定。

 adCenterが提供するターゲット機能や視聴者情報により,「広告主は高いROI(投資回収)が期待できる戦略的な宣伝を展開することが可能」(同社)。adCenterの主な特徴は以下の通り。

・地域,性別,年齢層,アクセスの時間帯や曜日などをもとにターゲットの特定を支援し,それに適したキーワードを提案する

・Webサイトのコンテンツをベースにしたキーワードを提案する

・特定のキーワードについて,最も検索を実行するユーザーのタイプを推測する

・キャンペーン展開中に,予算割り当ての調整やキーワード設定などの変更を迅速に行えるようにする

・クリックスルー率などのキャンペーン成果をレポートする

 Microsoftは,最終的には同社傘下のWebサイトに出稿するすべてのディスプレイ広告や文脈型広告などを,一元管理できるようにしたい考え。

 文脈型広告は,今夏に米国のMSN上でテストを開始する。近い将来「Windows Live Mail」「Windows Live Spaces」「Windows Live Safety Center」「Windows Live for Mobile」「Office Live」「Office Online」「Xbox.com」でも広告を展開する準備を進めているという。

 ちなみに同社CEOのSteve Ballmer氏によれば,2007会計年度にはMSN事業に11億ドルの研究開発費をつぎ込む計画で,設備投資額は約5億ドルを見積もっている。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]