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 米Microsoftは米国時間5月4日,ビデオ・ゲーム用広告の米Massiveを買収する計画を明らかにした。Microsoftはこの買収により,自社オンライン・サービス全般にわたって動的な関連広告の展開を推進する。

 Massiveは,ビデオ・ゲーム内のソフトドリンク缶,宅配ピザの箱,屋外広告,ポスターやテレビ画面にブランド広告を挿入して配信する技術を手がけている。ニューヨークに本社を構え,ロサンジェルス,シカゴ,サンフランシスコのほか,英国ロンドン,フランスのパリ,オーストラリアのシドニー,ドイツのケルン,カナダのトロントに拠点を持つ。取引完了後も,各拠点の社員は現在の職場で引き続き勤務することになる。なお,買収金額などの詳細については明らかにしていない。

 Microsoftは,「急拡大するオンライン・ゲームを通じて特定層のユーザーに訴求する効率的な手段を広告主に提供できる」と述べる。同社によれば,18~34歳の男性はより多くの時間をビデオ・ゲームに費やし,テレビ視聴時間が減っている。「広告主が,現在(テレビCMでは)十分にリーチできない視聴者層に,いっそう的を絞って広告を配信できるよう支援する」(MicrosoftのGlobal Sales and Marketing部門コーポレート・バイス・プレジデントJoanne Bradford氏)。

 Microsoftはすでにオンライン・ゲーム・サービス「Xbox Live」や「MSN Games」へMassiveの技術導入を始めており,自社の有料広告検索プラットフォーム「adCenter」にも対応させる予定。インスタント・メッセージング・サービス「MSN Messenger」などにも導入を拡大する計画である。

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