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 米Microsoftは米国時間5月2日,米Harris InteractiveがIT用語に関する米国成人の知識について調査した結果を発表した。それによると,最新のIT用語に「とても詳しい」または「ある程度詳しい」と考える米国成人は43%にとどまることが分かった。

 回答者の32%が「VoIPをうまく説明できない」と述べ,「RSSという言葉を聞いたことがない」人は71%に上った。46%は「タグ付けが何を意味しているかよく分からない」という。「VoIP,RSS,タグ付けの3つはいずれも米国インターネット・ユーザーの間で急速に普及しつつあるサービスだが,とりわけ女性は男性よりこれらの用語に疎い」(Microsoft)。

 性別でみると,「最新のIT用語に詳しくない」と回答した割合は,女性(77%)が男性(45%)より多かった。例えばRSSについては,「聞いたことがある」という男性は42%であるのに対し,女性の場合はわずか18%だった。

 MicrosoftのWindows Live担当ディレクタのPhill Holden氏は,「多くの人々が,新技術を使うことに臆病になっている。しかし一見複雑にみえるIT技術は,インスタント・メッセージングや電子メールなどの日常的にすでに使用されているサービスに組み込まれている」と述べた。

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