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 米Microsoftは米国時間5月10日,同社の本社にある技術展示場「Center for Information Work(CIW)」をリニューアルした。

 ワシントン州レドモンドにある同社敷地内に設置されたCIWでは,同社が5~7年後に市場投入を計画している実験的な技術を展示している。ツアーでは,架空の会社における日常的な職場環境を想定してこれらの技術を導入している様子を紹介する。

 個人の生産性を向上させるために,情報疲労症の回避,異なる通信モードの統合,異種アプリケーションとデバイスにおける情報の可用性,情報の検索と共有を容易にすることに焦点を当てている。また,情報の可視化とモデリングをサポートするツール,メタデータの統合,より高度なパターン認識など,ビジネス・インテリジェンスのトレンドに注目しているという。

 そのほかにも,コラボレーション機能の強化,ソフトウエアによるワークフローの最適化といった取り組みも紹介している。

 同社Microsoft Business部門社長のJeff Raikes氏は「展示されている革新的なコンセプトと進化する技術は,当社全体から集めたものだ。CIWに足を踏み入れた人は,社員は適切なソフトウエア・ツールを与えられれば,企業の成功を導く鍵となるという当社の企業向け『People-Ready』構想を体験することができる」と説明。「情報ワーカーが所属する企業により大きな価値を提供するために,情報ワーカーを支援することに焦点を当てている」(同氏)

 CIWのプロトタイプから開発と商品化に向けて製品グループに移されたものには,コラボレーション兼通信機器の「RoundTable」がある。同製品は,ビデオ会議を行なう複数の会議室において画像を360度キャプチャできるカメラを備えている。2007年に提供開始が予定されている。これまで,CIWでは複数のデバイスの統合を強調してきた。RFIDタグを出張に利用するPDAやタブレットPCに取り付けるなど,その方面の実験も続いている。

 2002年の開設以来,CIWには2万5000人を超える顧客が訪れている。同社では,今年だけで1万人が訪問すると見込んでいる。

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Microsoft Center for Information Work Virtual Tour (動画)