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 米Frost&Sullivanが,北米一般家庭のネットワーク導入状況に関する調査結果を米国時間5月10日に発表した。2005年におけるネットワーク導入家庭は2250万世帯で,2012年には6380万世帯に増えると予測する。

 増加の要因として,Frost&Sullivan社は「複数のパソコンを持つ家庭の増加」「ハードウエア価格の低下」「IP対応ソフトウエア/ハードウエアの増加」「ブロードバンド接続の普及」を挙げる。「マルチメディアやエンターテインメントに特化したネットワーク対応製品が,家庭へのネットワーク導入を推進し,(プロバイダやベンダーにとって)大きな収益源となる」(Frost&Sullivan社)

 ただし2005年の時点では,ネットワーク化した家庭のなかで,テレビやDVDプレーヤ,セットトップ・ボックスといったパソコン以外の機器をネットワークに接続している家庭は5%にとどまった。Frost&Sullivan社は,この割合が2012年に25%に上昇すると見込む。

 ブロードバンド接続の普及にともない,家庭内ネットワークの用途も広がるとみる。「ブロードバンド回線を複数のパソコンで共有するという状況から,ネットワーク対応家電品のあいだでマルチメディア・コンテンツをストリーミングする状態になる。ネットワーク・ストレージ,ホーム・オートメーション・システム,セキュリティ・システムも,ネットワーク導入に大きく貢献するだろう」(Frost&Sullivan社)

 またFrost&Sullivan社は,「ネットワーク化した家庭は,(データ通信,電話,映像配信という3種類のサービスを1つの回線上で提供する)トリプル・プレイ・サービスなどを手がけるサービス・プロバイダが新たな顧客を呼び寄せるのに理想的」と指摘する。北米で販売された家庭向けネットワーク装置のうち,2005年にサービス・プロバイダが取り扱った割合は全体の約15%だが,2012年には37%に拡大するという。

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