PR

 米Time Warner傘下の米AOLは,有料音楽サービス「AOL Music Now」で,新たに開発者向けサイト「AOL Music Now Web Services」を開設した。同社が米国時間5月11日に明らかにしたもの。Web開発者,ブロガー,音楽愛好者などに,音楽関連の情報をカスタム配信するためのAPIを提供する。

 同サイトでは,標準的なRSSフィードを使って,アーティスト,アルバム,チャート,プレイリストといった音楽情報のカスタム・フィードを構築し,自身のWebサイトやブログ,ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のページ,電子メール・メッセージ,あるいは同社の個人プロフィール作成サービス「AIM Pages」(ベータ版)に追加することが可能。

 フィード配信する情報は,RSSリーダーやWebサイト上のほか,AOLポータルのパーソナライズ・ページ「My AOL」で閲覧可能。

 AOL Music Now担当バイス・プレジデントのNeil Smith氏は,「数千万人が毎月当社の音楽サイト『AOLmusic.com』を訪れたり,メディア・プレーヤ『Winamp』を使用したりしていることから,音楽を体験するだけでなく音楽への思いを表現したいという大きな情熱があることが分かった。AOL Music Now Web Servicesで提供するツールにより,開発者や音楽ファンは,新たな表現手段を加えることができる」と述べた。

[発表資料へ]