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 米TiVoは米国時間5月24日に,米EchoStarを相手取って起こしていた特許侵害訴訟に関係し,「米特許商標局(USPTO)による(当社の特許の)再審査結果を歓迎する」との声明を発表した。

 TiVo社は「time warping(タイム・ワープ)」技術に関する特許が侵害されたとして,2004年1月5日にEchoStar社を提訴した。同特許は,1つの番組を録画すると同時に別の録画番組を再生する技術や,生放送番組の一時停止/早送り/巻き戻し,スロー再生を可能とするデータ保存フォーマット「TrickPlay」などを含む。

 2006年4月に米テキサス州東部地区連邦地方裁判所は,TiVo社のタイム・ワープ特許の有効性を認定し,EchoStar社が侵害したと判断した。TiVo社は,EchoStar社製DVRに対して,恒久禁止命令を求める意向である(関連記事)。

 USPTOは該当特許の全クレーム61件を再審査し,「EchoStar社が故意に侵害した2件を含め,そのほとんどの有効性を認めた」(TiVo社)という。「USPTOは,EchoStar社による特許無効の主張を明確に退けた。拒絶されたクレームはあるが,陪審評決の結果に影響を及ぼすことはない」(TiVo社)

 米メディア(CNET News.com)によると,2006年4月に陪審団はTiVo社の損害額を7390万ドルと認定したが,EchoStar社は陪審評決を求めているという。5月の初めには,地裁の判断における証拠の取り扱いについて,EchoStar社の主張の1つが認められている。

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