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 米司法省は米国時間5月23日,マスマーケティングによる詐欺行為を摘発する取り組み「Operation Global Con」により,北米,南米,欧州などで565人以上を逮捕したと発表した。「国際的に連携した大規模な捜査のおかげで,複数国にまたがる大がかりな詐欺行為を摘発できた」(同省)

 この取り組みは各国の法の執行機関が協力して,2005年3月1日より開始したもの。犯罪者の手口は外国為替,宝くじ,懸賞,投資,クレジットカード,節税などさまざまで,その手段もインターネット,テレ・マーケティング,ダイレクト・メールなど多岐にわたったという。

 米国で96件の捜査を行った結果,被害者数は280万人以上,被害総額は10億ドル以上にのぼることが分かった。

 今回の取り組みの一環として,5カ国で447件の捜査令状を執行し,米国で139人,カナダ,コスタリカ,オランダ,スペインで合計426人を逮捕した。また米連邦取引委員会(FTC)は,違法な詐欺行為に従事したとして,140人に対して20件の民事訴訟を起こしている。

 「マスマーケティングの詐欺師は最新技術を使えば,摘発されることなく,好きな場所から詐欺行為をはたらけると考えている。しかし我々が今回,カナダ,コスタリカ,オランダの関係機関と協力して編成したバーチャルな特別捜査班は,国際犯罪を摘発するうえで,各国の参考になるだろう」(司法省,司法長官のAlberto R. Gonzales氏)

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