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 米Apple Computerと英Pearson Educationは,Pearson社がApple社の学生情報システム(SIS:Student Information Systems)を手がけるPowerSchool部門を買収すると,英国時間5月25日に発表した。同時に,両社は教育分野における協力関係を強化していく。ただし,取引金額など詳しい条件については明らかにしていない。

 PowerSchool部門は,幼稚園から高校まで(K-12)を対象に,学生の成績や宿題の提出状況,出欠席などの情報を管理するWebベースのSISを提供している。カリフォルニア州フォルサムに拠点を置く企業であったが,2001年にApple社が買収した。現在は,「iPod」で利用可能な教師および学生向け教育コンテンツの制作も行う。

 PowerSchool部門の買収により,Pearson社は自社の既存SIS事業を拡充するほか,iPod対応教育コンテンツの開発など,新たな教師/学生向けサービスの開発に取り組む。今後もPowerSchoolのブランド名でサービスを展開する。PowerSchool部門担当社長のMary McCaffrey氏が引き続き指揮を執る。

 またApple社とPearson社は2006年9月より始まる新学期に合わせ,「Mac mini」を使用しているカリフォルニア州の学校に対してPearson社の教科書と学習帳のデジタル版を提供する。

 米メディア(CNET News.com)によると,Pearson社はFinancial Times紙を傘下に持つ世界最大の教育系出版社。

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