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 米3G Americasが米国時間5月25日,2006年第1四半期における全世界の携帯電話利用状況に関する調査結果を発表した。調査は英Informa Telecoms and Mediaが行った。それによると,GSM系携帯電話(GSM,GPRS,EDGE,UMTS/HSDPAを含む)の利用者は,第1四半期だけで1億2000万人近く増加し,いっぽうのCDMA系携帯電話(CDMA 20001xおよびEV-DOを含む)加入者数は,約1200万人増加するにとどまったという。

 現在の世界全体での携帯電話利用状況は,GSM系携帯電話の利用者が18億5000万人で,携帯電話ユーザー全体の81%以上を占めている。CDMA系携帯電話の利用者は3億人足らずで,全体の13%。現在のGSMの発展形となるUMTSについては,利用者数が5700万人だった。

 3G Americas社によると,これまでに少なくとも11の通信事業者がCDMAからGSMに移行,あるいは両技術を並行採用している。早くからCDMA携帯通信サービスを提供してきたオーストラリアのTelstraや,韓国のKT Freetel,同じく韓国のSK Telecomも,UMTS/HSPDAの導入を始めており,米Chinook Wirelessも,高音質やマルチメディア,インターネット閲覧などのより高度な機能に対応するため,GSM/EDGEの採用を発表した。

 GSMから派生した3G無線データ通信の技術も急速な広がりを見せている。EDGEは現在80カ国133の通信事業者が採用しており,さらに81の通信事業者が今後加わるという。UMTSは,50カ国で105のネットワークがサービスを提供中で,現在59のネットワークが計画中。UMTSを高速モバイル・ブロードバンド対応に強化したHSDPAは現在,世界全体で22のネットワークがサービスを展開しており,73の通信事業者がネットワークを計画/構築/試験運用中である。この点について3G Americas社は,ほとんどすべてのUMTS採用事業者が,HSDPAを導入することになると予測する。

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