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 米Websenseは米国時間5月30日,ドイツで開催されるサッカーのワールドカップ(W杯)が従業員の職場における生産性やネットワーク帯域幅にマイナスの影響を与える可能性があるとする調査結果を発表した。6月9日から開催されるW杯には,世界32カ国のチームが参加する。試合は多くの人にとって勤務時間中に行なわれるため,従業員は,最新情報やビデオ・クリップを求めてスポーツ・サイトを訪問する可能性があるとう。

 同社が先ごろ発表した調査結果によれば,職場でインターネット接続できる男性の65%,女性の58%は勤務時間中に仕事に関係ないWebサイトにアクセスできる状態にある。これら男性の42%,女性の18%がスポーツ関連のWebサイトにアクセスしたことがあると回答している。

 リアルタイムの試合経過や情報を提供するスポーツ系のWebサイトの数も2005年6月以降56%増えている。また,W杯のような人気の高いスポーツ・イベントの期間中には,オンライン・ギャンブルのサイトも従業員の生産性を低下させる要因になり得ると指摘している。

 米ComScore Networks社は同日,米Yahoo!がホストするW杯の公式サイトの訪問者を調査した結果を同日発表している。それによれば,トーナメント開始前にも係わらず4月だけで570万人が同サイトを訪問している。3月には420万人が訪問しており,1カ月で35%増えている。

 訪問者を地域別にみると,欧州がおよそ300万人で最も多く,全体の51%を占めている。次に多いのはアジア太平洋市域で全体の17%でおよそ100万人だった。中南米はサッカーの人気が高いがインターネットの普及率が低いため12%にとどまっている。北米からの訪問者は全体の10%で,米国におけるプロのサッカーに対する人気が限られていることを示す結果となった。国別では,開催国であるドイツの訪問者が22%で最も多く,2位は日本が13%で続いている。

 Yahoo!社のW杯公式サイトは,英語以外にもドイツ語や日本語などのバージョンを用意している。訪問者の数を言語別にみると,英語版サイトへの訪問者数が全体の45%を占めている。ドイツ語版の訪問者が24%,スペイン語と日本語がそれぞれ10%で続いている。フランス語とポルトガル語版は6%,イタリア語版は4%だった。

発表資料(1)
発表資料(2)