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 米Cisco Systemsは米国時間6月8日,統合通信向けアプリケーション開発の未公開企業2社を買収することでそれぞれ最終合意に達したと発表した。買収金額は合計4780万ドルで,取引は2006会計年度第4四半期(2006年7月期)に完了する見込み。

 Ciscoが買収を予定しているのは米Metreosと米Audium。Metreosは2001年に設立され,テキサス州オースチンに本社を置く。従業員は19人。Audiumは1999年設立で,ニューヨーク州ニューヨークに本拠を置く。従業員は26人。CiscoはMetreosに2800万ドル,Audiumに1980万ドルを現金で支払う。

 2社は標準ベースのアプリケーション作成および統合ツールを提供する。企業は2社のツールを使用して,社内全体のITインフラやコンタクト・センターと完全に連携するカスタムな通信アプリケーション構築を,簡素化できるという。

 CiscoはSIPベースの中小企業向け統合通信システム「Cisco Unified Communications」を3月に発表している。同社が推進するアーキテクチャ「Service-Oriented Network Architecture(SONA)」を基盤としており,モバイルを含むさまざまな器機に対応した音声/データ/ビデオ通信の統合を可能にする。

 MetreosのIPアプリケーション開発および管理環境は,サード・パーティの技術パートナやシステム・インテグレータ,付加価値再販業者(VAR),そして顧客などが,簡単にUnified Communications上にアプリケーションを構築し,配信できるようにする。

 AudiumのVoiceXML対応音声サービス向けアプリケーション開発および管理環境は,SONAを拡充し,企業の業務プロセスと自動音声応答アプリケーションを統合するためのプラットフォームを提供する。

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