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 米IBMとベンチャー・キャピタルの米Walden Internationalは,ブレード・サーバー用プラットフォーム「BladeCenter」の普及に向けて協業する。IBMが6月9日に明らかにしたもの。これによりWalden Internationalは,BladeCenter関連製品を手がけるベンチャー企業に対し,今後5年間で最大1億ドルの資金を投資する。そのうち50%以上は,アジア地域を対象とする予定。

 BladeCenterは,ストレージ,サーバー,ネットワーク装置を1台のきょう体にまとめることで,管理/設定作業を集約するためのプラットフォーム。IBMと米Intelが共同開発した技術であり,設計仕様を公開してロイヤルティ・フリーで提供している(関連記事その1その2)。

 IBMとIntelは,BladeCenterの推進を目的とした業界団体Blade.orgも設立し,システム開発や相互接続確保に関する支援活動を展開中。Blade.orgは米国時間6月9日,IntelのOEM/チャネル・パートナ17社がBlade.orgへ新たに参加したことを明らかにしており,これでメンバー数は75社以上となった。6月9日参加の新メンバー17社は以下の通り。

・ドイツAnders&Rodewyk
・イスラエルArrow Rapac
・キプロスASBIS Enterprises
・米Bell Micro
・フランスBull
・香港Ex-Channel
・シンガポールEsys Technologies
・英Hammer
・中国Lenovo Group
・韓国Intech&Company
・米NCR
・エス・アンド・アイ
・米Synnex
・米Double-Take Software
・米Silverback Systems
・米Symbol Technologies
・米Wal-Mart Stores

[発表資料(IBM)]
[発表資料(Blade.org)]