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 米Red Hatのミドルウエア事業部門であるJBossは米国時間6月13日に,システム管理ソフトウエア「JBoss Operations Network(ON)」のコア技術をオープンソース化することを発表した。オープンな管理プラットフォームの普及促進を図るとしている。

 JBoss ONは,オープンソース開発用ミドルウエア「JBoss Enterprise Middleware Suite(JEMS)」をベースにしたアプリケーションのインベントリ管理,設定,監視,ソフトウエア・アップデートおよびプロビジョニングを行うための総体的な環境を提供する。

 JBoss ONの管理エージェントをオープンソース・コミュニティに公開することで,Red Hat社は他のネットワークおよびシステム管理ベンダーと協力し,管理データを既存の顧客管理システムと共有できるようにする。JBoss ONでは,Nagiosなどのオープンソース・プロジェクトによる既存エージェントが利用可能になる。

 JBoss社は,ベンダーがJEMS向け管理プロセスの拡張機能やプラグインを検証するためのブループリントや認定ツールキットなどを作成する。JBoss ONは将来的に,「Red Hat Network」と統合される計画である。

 またJBoss社は同日,新たなWebアプリケーション開発フレームワーク「Seam 1.0」の一般向けリリースを発表した。Asynchronous JavaScript and XML(AJAX),JavaServer Faces(JSF),Enterprise JavaBeans(EJB)3.0,Javaポートレットなどの技術を用いたWeb 2.0アプリケーション構築を簡素化する。

 Seam 1.0はGNU LGPL(Lesser General Public License)のもとで無償提供する。同社のWebサイトから入手可能。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]