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 米Hewlett-Packard(HP)が,新たなブレード・サーバー製品系列「HP BladeSystem c-Class」を米国時間6月14日に発表した。新型サーバー・ブレード「HP ProLiant BL460c」「同BL480c」などを用意する。同製品系列は7月に利用可能とし,価格はその際に明らかにする。

 HP社によると,BL480cは同社のサーバー「HP ProLiant DL380」と同等の機能を持つブレード・サーバー。BL480cとBL460cは,いずれも内蔵可能なメモリーの容量,ホットプラグ対応ハード・ディスク装置の台数,I/Oの拡張性が,米IBMのサーバー・ブレード「IBM HS20」に比べ2倍以上高いという。モジュラー構造を採用しており,必要な処理負荷の増大に応じてシステムの規模を拡大できる。

 BladeSystem c-Classは,「仮想化,消費電力/冷却,システム管理という3つの主要分野で技術革新を目指した」(HP社)。例えばEthernetとFiberChannelの接続を仮想化する「HP Virtual Connect Architecture」や,サーバーとストレージ間のインタフェース統合などにより,管理性を改善している。

 処理能力を落とさずに消費電力と発熱を抑える技術「HP Thermal Logic Technologies」と冷却ファン「HP Active Cool Fan」で,データセンターの消費エネルギーを下げる。システム管理ツール「HP Insight Control Management」は,管理者1人で200台の装置を管理可能とする。各種ツールを統合しており,物理/仮想サーバー,ストレージ,ネットワーク,電力/冷却の管理が1カ所から行える。

 HP社では,「データセンターを構築する際に,数100万ドルの予算を減らせる」と説明する。「BladeSystem c-Classを利用すると,一般的な企業向けデータセンターの場合3年間で,システム購入費が最大41%,設備費が最大60%,初期構築費が最大96%節約できる」(HP社)

 米メディア(CNET News.com)によると,HP社はBladeSystem c-Class製品系列の新型きょう体として「HP BladeSystem 7000c Enclosure」を提供するという。標準的なサーバー・ラックに装着可能で,高さ10Uの範囲に16枚のサーバー/ストレージ・ブレードを搭載できる。

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