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 シンガポールCreative Technologyと同社傘下の米Creative Labsの申し立てに応じ,米国際貿易委員会(ITC)は米Apple ComputerのiPod」によるCreative社特許の侵害の有無を審査する。Creative社が米国時間6月14日に明らかにしたもの。

 当該特許は米国特許番号6,928,433で,Creative社が「Zen Patent」(「Zen特許」)と呼ぶもので,タイトルは「Automatic hierarchical categorization of music by metadata」。16件のクレームから成る。2001年1月5日に申請し,2005年8月9日に成立した。プレーヤのディスプレイ上で,連続する3つ以上の画面を使って,階層構造に従ってナビゲートし,多数の楽曲の中から1曲以上を選ぶ手法に関するもの。Creative社のMP3プレーヤ「Zen」および「NOMAD」が採用しているほか,Apple社のiPodや「iPod nano」「iPod mini」にも使われているという。

 Creative社とCreative Labs社は2006年5月15日,Apple社が同特許を侵害するiPod,iPod mini,iPod nanoを米国内において輸入販売することによって米関税法第337条に違反していると主張し,ITCに調査を請求していた。Creative社側は,米国内におけるiPod製品の販売,マーケティング,輸入禁止,特許侵害行為の差し止め,損害賠償を求めている。

 審査の日程はまだ決定していない。Creative社によると,通常は審査開始後12~15カ月後に最終的な判断が下されるという。

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