米comScore Networksは米国時間6月14日,ドイツで開催されている「2006 FIFAワールドカップ」(W杯)の公式サイトのトラフィックを分析した結果を発表した。それによると,開幕日となった6月9日,米Yahoo!がホストするW杯公式サイトには500万人以上のユニーク・ビジターがアクセスしていることが明らかになった。
同社によれば,開幕日の金曜から週末にかけて,引き続き多くの訪問者が同サイトにアクセスしている。11日の日曜日のビジター数は440万人を越えている。また,同サイトは,開幕日にストリーミング・ビデオを40万回以上配信しており,同週末を通して1日平均37万5000回ストリーミング・ビデオを提供している。
Yahoo!社のW杯公式サイトは,英語以外にもドイツ語や日本語など複数のバージョンを用意している。開幕日を含む週末のページ・ビューを言語別にみると,英語版が全体の57%を占めている。英語以外のコンテンツでは,スペイン語の人気が最も高くページ・ビューは全体の14%をだった。スペイン語コンテンツのページ・ビューは1日平均2000万ページを超えている。アジア言語のコンテンツへのトラフィックも多く1日の平均ページ・ビューは1800万ページを上回る。その内訳は日本語が6%,中国語が3%,韓国語が1%だった。
また,英BBCがW杯の情報を提供する「BBC World Cup」にもアクセスが集まった。開幕日には,国内の45万人を越えるインターネット・ユーザーを含め,世界各国から100万人以上が同サイトを訪問している。
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