米EMCは中国上海にソフトウエア開発センターを新設する計画を,中国で現地時間6月23日に発表した。同センターは7月に正式オープンの予定。同社にとって中国で初めての研究開発施設となる。
新センターでは,同社の各種ソフトウエア製品についてサポートおよび継続した開発に注力する。中国をはじめとするアジア市場向けのローカライゼーションの促進に努める。年内に約100人の開発者を採用し,2008年末には500人の雇用を目指す。
同センターの開発作業は,EMC中国向け開発担当ジェネラル・マネージャ兼バイス・プレジデントのChenggong Charles Fan氏が指揮をとる。
同社は,上海のセンターを含めて,今後5年間で中国に5億ドルを投資し,「成長著しい中国市場への取り組みを強化する」としている。
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