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 企業向けグリッド・コンピューティングの開発/普及を促進するコンソーシアムEnterprise Grid Alliance(EGA)と,グリッド・コンピューティング関連の国際的な標準化団体Global Grid Forum(GGF)は,新しいグリッド・コンピューティング推進団体「Open Grid Forum(OGF)」として合併することを決めた。EGAとGGFが米国時間6月26日に明らかにしたもの。OGFは今後数カ月かけて,合併作業を集中的に進める。

 EGAは,2004年4月にNEC,米Intel,米Oracle,米Sun Microsystemsなどが企業グリッドの普及促進を目的として設立した団体(関連記事その1その2)。企業向けグリッド用の参照モデルを公開するといった活動を展開している。

 一方のGGFは,グリッド・コンピューティング向け技術の標準化に取り組む団体。各種IT資源をWebサービスのようにサービス化して利用可能とする標準規格Open Grid Services Architecture(OGSA)を手がけている。

 OGFではオープンなフォーラムとして活動し,グリッド・コミュニティの個人および組織に連携できる場を提供する。グリッド普及を推進するための各種仕様も公開していく。OGF社長兼CEOには,GGFで会長を務めていたMark Linesch氏が就任する。

 米メディア(InfoWorld)によると,EGAとGGFは2006年2月6日に拘束力のない合併合意書に署名し,6月26日に最終合意に達したという。OGFの組織向け会員種別は,10組織で構成される役員会への参加権が得られるプラチナ会員(会費は5万ドル)と,ゴールド会員(同2万5000ドル),シルバー会員(同1万ドル)の3種類。非営利団体は会費5000ドルでシルバー会員になれる。個人会員の会費は100ドル。

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