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 米JupiterKaganの調査部門JupiterResearchは米国時間6月26日,企業のブログ導入状況に関する調査結果を発表した。それによると,大企業の35%がブログの年内開設を予定していることがわかった。すでにブログを運用している企業(34%)と合わせると,2006年末にはWebサイトを運用する企業の約7割がブログを導入していることになる。

 64%の企業は,ブログの設置および管理に当てられる費用が50万ドル未満と回答した。「Webサイトをすでに持つ企業は,既存のWebコンテンツ管理のベスト・プラクティスと機能を利用してブログを運用するべきだ。TCOを削減できるほか,ブランドの統一やセキュリティ強化を推進することができる」(JupiterResearchアナリストのGreg Dowling氏)

 また,自社製品やサービスの宣伝のためにブログを活用している企業は32%にとどまった。

 JupiterKagan社社長のDavid Schatsky氏は,「企業はブログで専門知識および経営戦略や展望を紹介することにより,自社製品やサービスへの注目度を高め,顧客からのフィードバックや協力を引き出すことができるだろう」と述べた。

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