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 無線LAN機器ベンダーの業界団体であるWi-Fi Allianceは米国時間6月26日,中国のWi-Fi市場に関する調査結果を発表した。それによると,企業向けWi-Fi市場は,今後3年間,年間45%の成長率で拡大するという。調査は,中国のAnalysys Internationalが実施した。

 調査報告では,Wi-Fi市場は2008年までに103億元に達すると予測。2007年には,多くのWi-Fi対応製品が投入され,モバイル・オフィスやモバイル・エンタテインメントがさらに成長する。また,家庭ユーザー向けWi-Fi市場の発展も加速するという。

 中国では,企業と消費者市場におけるブロードバンドの普及,Wi-Fi対応ノート・パソコンの価格低下などにより,家庭,職場,公共の場におけるWi-Fi技術の導入が促進されている。企業部門では,特に社内利用を目的としてWi-Fiの導入が急速に進んだ。同社は,アクセス・ポイントや外付けのネットワーク・カードといった非内蔵型のWi-Fi対応機器の市場規模は,2008年までに100億元を超えると予想している。

 中国の通信事業者は,Wi-Fiサービスの提供に力を入れており全国でおよそ1万箇所にホットスポットを設置している。また,基本的なブロードバンド接続への付加価値サービスとして家庭向けWi-Fiネットワークの提供も始めている。

 Analysys International社の調査担当副社長のEagle Zhang氏は「中国は第3世代(3G)技術の開発が進み,通信事業者がモバイル通信と有線通信を融合するFMC(Fixed Mobile Convergence)サービスに関心を集めるようになる。FMCの初期段階において,Wi-Fiと3Gは中国の通信事業者にとって良い選択肢となるだろう」とコメントしている。

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