PR

 米Vonage Holdingsは,同社傘下のVonage Networkの暫定社長にTimothy G. Smith氏が就任したことを米国時間6月30日に発表した。これまで同職はCTOのLouis Mamakos氏が兼任していたが,「Mamakos氏には,今後はCTO職のみを務め,戦略的取り組みに専念してもらう」(同社)。

 Smith氏は,Vonageの世界にわたるネットワークとシステムを統括し,スタッフを管理する。同氏は米Sun Microsystems,米UUNET Technologies,米Wayportで管理職を経験したのち,2005年7月にネットワークおよびシステム・インフラ担当上級バイス・プレジデントとしてVonageに入社した。

 同社では2月に,創設以来CEOを務めていたJeffrey Citron氏の後継に,米Tyco Internationalの子会社ADT Security Servicesの社長Michael Snyder氏が就任。Citron氏は取締役会会長兼最高戦略責任者となった(Vonageのプレス・リリース)。

 米メディア(CNET News.com)によれば,これはIPOに備えた人事で,Vonageは5月にIPOを実施した。しかし期待に反し,売り出し価格17ドルからほぼ13%値を下げて初日の取引を終了。その後株価は約半値まで下落しているという。

 またVonageは証券取引に関する規則に違反するとして民事訴訟を起こされている。VonageはIPO前日の5月23日,公開予定株式数の13.5%を顧客分として別枠にとってあるとし,一部の顧客に同社株式の購入を呼びかける通知を送った。原告側はこれが全米証券業協会(NASD)の「顧客に対する推奨(適合性)」の2310規則に違反すると主張している。

[発表資料へ]