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 当初は「Aero Glass」というユーザー・インターフェース(UI)が存在した。よいUIだった。ところが,米Microsoftは貧弱で見苦しい「Windows Vista」用UIを新たに作り,「Vista Basic」と名付けた。こちらは本当にひどいUIだ。批判の声がわき上がり,Microsoftはそれを受け入れた。Vista Basicはどのように改良されただろうか。

 7月第2週の週末,Microsoftの社員2人がWindows Vistaのローエンド・パソコン向けUIの変更内容をブログで紹介した。このUIは,「Windows Display Driver Model(WDDM)」ベースのドライバに対応する余力のないパソコンで使用される予定だ。こうしたパソコンには,多くの旧式パソコン,特にタブレットPC,旧世代の内蔵型グラフィックスLSIを搭載しているすべてのパソコンが当てはまる。元々のVista Basic UIは見た目が悪く,「Windowsクラシック」よりもはるかにひどい恐ろしげな灰色がかった表示をする。今回の改良で,すべての批判が解消する。

 Microsoft Windows Vistaチームのブログ記事には「コミュニティ・メンバーの多くからWindows Basicテーマの見た目に対する懸念が出て,われわれの耳にもそうした意見がはっきりと届いた」と書いてある。「実はわれわれも改善したいと思っていて,新版でWindows Basicのテーマをすべて直した。『Basic』または『Standard』と呼ばれるテーマは,すっきりとしてよくなった。ただし,Aeroのグラス・ウィンドウ・フレームには対応していない」(ブログ記事)

 Microsoftは「提供予定のWindows Vistaのプレリリース・ビルドに新しいローエンド向けUIを搭載する」としているが,時期については明らかにしていない。後ほどSuperSite for Windowsに,このUIのスクリーンショットとともに評価記事を掲載する。