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 ドイツのSAPは,中小企業向け統合業務パッケージの「SAP Business One」に電子商取引とWebベースのCRM(顧客関係管理)機能を追加する。同社が現地時間7月10日に発表した。新機能により,オンライン・ストアの設置とCRMソフトウエアの導入がインターネット経由で容易にできるようになる,と同社は説明している。

 これらの新機能は,先ごろ買収手続きを完了した未公開企業の米Praxis Software Solutionsから取得したもの。買収金額は明らかにしていない。Praxisは,長期にわたり同社のSAP Business Oneパートナだった。Praxisの従業員と技術は同社のSAP Business One事業部門に統合された。

 SAP Business Oneに組み込まれるのは,Praxisの電子商取引パッケージ「NetPoint Commerce(NPC)」とCRMパッケージ「NetPoint Focus(NPF)」。NPCは,ショッピング・カート,テンプレート,デザインからオンラインの顧客サポートといった機能を提供。ユーザーは,SAP Business Oneに格納したアイテムと価格のデータをベースにオンライン・ストアを作成できる。また,同じWebサイト上に企業間電子商取引(BtoB)と消費者向け電子商取引(BtoC)の両方に対応するストアを設置できる。NPFは,Webベースのユーザー・インタフェースを利用してSAP Business OneのCRM機能を拡張する。また,キャンペーンや見込み客の管理機能を追加する。

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