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 米Microsoftは米国時間7月18日に,システム復旧およびデータ保護製品を手がける米Winternals Softwareの買収を発表した。この買収により,MicrosoftはWinternalsの製品と技術を自社製品に統合する計画で,「WindowsプラットフォームのTCO低減に向けて大きく前進する」という。なお,買収金額などの詳細は明らかにしていない。

 Winternalsはテキサス州オースチンに本社を置く未公開企業。1996年に,OS設計の業界リーダーであるMark Russinovich氏とBryce Cogswell氏が立ち上げた。Windows関連のフリーウエア・ツール,技術情報,ソース・コードを公開するWebサイト「Sysinternals」を運用しており,企業システム復旧製品,ネットワーク・デフラグ・ツールやシステム・ツールなどをIT専門家向けに提供している。

 今後,Russinovich氏はMicrosoft Platforms & Services Divisionのテクニカル・フェローとなり,Cogswell氏はソフトウエア・アーキテクトとしてWindowsコンポーネント・プラットフォーム・チームに加わる。

 ちなみにRussinovich氏は,ソニーとドイツBertelsmannの合弁会社Sony BMG Music Entertainmentが音楽CDの違法複製防止に用いたルートキットの問題を指摘した人物でもある(関連記事)。

 MicrosoftのPlatforms & Services Division共同プレジデント,Jim Allchin氏は「両氏のシステム復旧とデータ保護における実績から,将来版Windowsに深い思考とスキルがもたらされることは明らかだ」と述べた。

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