米Googleは米国時間7月20日に,2006年第2四半期の決算を発表した。売上高は24億6000万ドルで前年同期と比べ77%急増,前期からは9%増加した。GAAPベースの純利益は7億2100万ドル(希薄化後の1株あたり利益は2ドル33セント)で,前年同期の3億4300万ドル(同1ドル19セント)から2倍以上の増益,前期の5億9200万ドル(同1ドル95セント)も大きく上回った。GAAPベースの営業利益は8億1500万ドルで,前年同期の4億7600万ドルおよび前期の7億4300万ドルから増加した。
非GAAPベースの純利益は7億7200万ドル(前期は6億9700万ドル),1株あたり利益は2ドル49セント(同2ドル29セント),営業利益は9億2500万ドル(同8億8700万ドル)となる。
同社傘下のWebサイトによる収入は14億3000万ドル(売上高全体の58%)で,前年同期と比べ94%急増,前期比で18%成長した。「AdSense」プログラムを通じたGoogle Networkの売上高は9億9700万ドル(同41%)で,前年同期比58%増加,前期比では7%増加した。
海外の売上高が総売上高に占める割合は,前期と変わらず42%。提携パートナに支払う手数料(TAC)は7億8500万ドル(広告収入の32%)で,前期は7億2300万ドルだった。
ちなみに米メディア(CNET News.com)によると,米Thomson Financialが報じたアナリストの予測はTACを除いた売上高が16億5000万ドル,非GAAPベースの1株あたり利益が2ドル22セントだった。
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