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 米Monster Worldwideが,オンライン求人求職状況に関する調査結果を米国時間7月20日に発表した。それによると,2006年6月は全米主要都市28カ所のうち24都市でオンラインによる人材募集が減少したという。

 減少の程度は,21都市が前月比1~2ポイント減で緩やかだった。コロラド州デンバー,カリフォルニア州サクラメント,オハイオ州シンシナティは同3~4ポイント減と大きく下がった。一方,ミネソタ州ミネアポリスおよびミズーリ州セントルイスは求人の増加が続いている。ジョージア州アトランタとメリーランド州ボルティモアは前月から横ばいだった。

 業種別でみると,通信/社会サービス職が9都市,一般業務/会計職が27都市で増加した。

 それに対して,販売職は「広い範囲で小売業の雇用活動が低下したため」(Monster Worldwide),27都市で求人が減少した。そのほかには,外食業界が15都市,建築業界が25都市でオンライン求人を縮小した。

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