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 米Microsoftは米Whale Communicationsの買収手続きを終え,100%子会社とした。この買収により,Microsoftは中小企業から大企業向けの新たなセキュリティ製品を販売し,SSL対応のリモート・アクセス,アクセス制御,詳細なコンテンツ検査機能を提供することになる。

 Microsoftインフラ・マーケティング担当ジェネラル・マネージャのBob Kelly氏は「Whaleは,SSL VPNおよびWebアプリケーション・ファイアウオール市場の技術リーダーであり,この業界内で最良の製品をそろえていると広く認識されている」と述べる。「Whaleは早くからアプリケーション・レベルのセキュリティに注力し,セキュリティ・ポリシーをアプリケーションのレベルにまで適用可能とした点が,市場において顕著に優れている。さらに同社の製品がWindowsベースであることから,WindowsのActive Directoryや認証サービス,アプリケーションといった当社の技術と高いレベルで無理なく統合できる」(同氏)

 Microsoftは「2006年12月31日までの期間,Whale Intelligent Application Gateway(IAG)とアドオン・モジュールを定価の25%引きで販売する」としている。IAGには「Microsoft Internet Security and Acceleration(ISA)Server」を同こんする。Kelly氏によると,「Webブラウザ・ベースで専用クライアントを必要としないアクセスや,より細かいポリシー適用/制御,エンド・ポイントでの強力なセキュリティ検査,未知または信頼関係にないネットワーク上にある管理対象外のパソコンやモバイル機器に対するより広範なアクセス---を必要とする顧客に最適」という。さらにKelly氏は,「Whaleの『Application Optimizers』を使うと,Microsoft製アプリケーションやサードパーティのCRM,ERP,コラボレーション製品において,ポリシーとコンテンツ検査の設定をカスタム化できる」と付け加えた。

 Microsoftは,「ISA Server 2006」の次にリリースするISA Serverに直接Whaleの技術を組み込もうとしている。このISA Serverは,次期Windows Serverである「Longhorn Server」(開発コード名)のリリース後,早い段階で利用可能とする予定だ。