中国のAnalysys Internationalは,「米Intelが2006年7月27日に新プロセサ製品系列『Intel Core 2』をリリースしたことで,米AMDとの競争は重要な局面に入る」とする調査結果を,中国で現地時間7月28日に発表した。

 Analysys Internationalによると,Core 2プロセサのベースである「Intel Core」マイクロアーキテクチャは,高性能と省電力の両立,優れたキャッシュ・メモリーやメモリー・アクセス機能,高いデジタル・メディア処理能力が特徴という。「Intelは長く使った『Pentium』ブランドからCore 2ブランドに移行し始めたことで,デュアルコア・プロセサによる性能向上という新時代に取り組む意志を強く示すとともに,ブランド優位性を再構築する姿勢を表した」(Analysys International)。

 Intelが一部製品の価格を下げた目的を,Analysys Internationalは,「新製品のスムーズな展開と,ライバルであるAMDとの競争」とみる。「今後は(プロセサ市場での)競争時に価格がさらに重要視されるため,Intelは戦略を立案する際,これまでよりも価格性能比を考慮するようになるだろう」(Analysys International)。

 Analysys Internationalは,「Intelは新プロセサ・ブランドを展開するにあたり,エンタプライズ・アプリケーションを使う企業顧客への対応と,OEMベンダーとの連携という問題に直面する」とも指摘する。「AMDはこうした状況に正しく対抗しなければならない」(同社)。

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