ドイツのInfineon Technologiesと子会社のQimondaは現地時間8月1日,米Tesseraと集積回路のパッケージ技術に関して6年間のライセンス契約を締結したことを発表した。また,3社がすべての訴訟において和解に達したことも明らかにしている。
契約により,InfineonとQimondaは,Tesseraから集積回路のパッケージ技術に関するライセンス供与を受ける。ライセンス使用料としてInfineonとQimondaは2006年第4四半期に,それぞれ1000万ドルと4000万ドルを支払う。また,両社は今後6年間,出荷した製品の量を基に特許使用料を支払う。2007年における両社の特許使用料は2000万~3000万ドルの範囲になると予想される。
契約期間は2012年5月まで。それ以降は,特許権使用料率を現行の半分にして5年間契約を延長できるオプションがInfineonとQimondaに与えられる。
Tesseraは7月,米Micron Technologyとの特許係争でも和解に達している。Micronは,パッケージング技術に関する特許使用料として3000万ドルを支払うことで合意している。
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