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 SAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)関連製品を手がける米Brocade Communications Systemsは米国時間8月8日,同業の米McDATAを株式交換方式で買収することで最終的な合意に達したと発表した。Brocadeは,McDATAの株式1株につきBrocadeの株式0.75株を提供する。8月7日の終値をもとに換算した場合,買収総額はおよそ7億1300万ドルとなる。

 BrocadeはローエンドのSAN市場をターゲットとしており,McDataはハイエンド向けSANスイッチを提供している。

 買収後,McDATAはBrocadeの完全子会社となる。買収を通じて製品ラインアップを補完するほか,経費面で年間およそ1億ドルの相乗効果を見込む。また,長期的には研究開発における効果も期待しているという。

 同日,Brocadeは2006会計年度第3四半期(5月~7月期)決算の速報値を発表した。同期の売上高は,事前予測の1億7400万~1億8300万ドルを上回る1億8800万~1億8900万ドルの範囲を見込む。前年同期から54%,前期から3%の増収となる。会計原則(GAAP)ベースの希薄後の1株あたり利益は8~9セントになると予想。同期の正式な決算は, 8月17日に発表する。

 McDataの2006会計年度第2会計四半期(5月~7月期)決算速報では,売上高が6月に発表した事前予測の1億7000万~1億8000万ドルを下回る1億5000万~1億5200万ドルの範囲になると修正している。下方修正の要因として,ハイエンド製品の売り上げ不振を挙げている。

 買収の手続きは2007年1月末までに完了する見通し。取引完了後,McDATAの株主はBrocadeの株式の30%を保有することになる。

発表資料(1)
発表資料(2)