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男が作成したとみられる赤十字の偽サイト(Sophosの発表資料から引用)
男が作成したとみられる赤十字の偽サイト(Sophosの発表資料から引用)
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 英Sophosは現地時間8月18日,フィッシング詐欺目的の偽サイトを構築するツールを販売していた男が米国で告訴されたことを明らかにした。男は,ハリケーンKatrina(カトリーナ)被災者への寄付を募る偽サイトなどを構築するためのツール(キット)を,およそ150ドルで販売していたという(関連記事:ハリケーン被災者への寄付を募るフィッシングが続出)。

 告訴されたのはマイアミ在住の20歳の男。検察当局によると,男は2005年の7月から10月までに,ハリケーン被災者の寄付を募る偽サイトだけではなく,ピッツバーグのPNC Bank,eBay PayPal,Banque Nationale,Desjardins Credit Unionなどをかたる偽サイトを構築するためのツールを販売したという。

 これらの偽サイトは,クレジットカード情報などを盗むために悪用された可能性が高い。例えばDesjardins Credit Unionの偽サイトには,同サイトを本物だと思ったユーザーが8500回アクセスしていたとする。また,寄付を募る偽サイトのツールは56人が入手したとされる。

 Sophosでは,「インターネットの詐欺師は,人の不幸を食い物にすることに良心の呵責を感じない」とし,詐欺に引っかかって個人情報を盗まれたりしないよう注意を呼びかけている。

英Sophosの情報