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 米Verizon Communicationsの事業部門であるVerizon Businessは,同社のコンタクト・センター・サービス(CCS)とVoIPポートフォリオ向けに,IPベースの無料通話サービス「IP Toll Free」と自動音声応答サービス「IP IVR(音声応答システム)」を追加する。同社が米国時間8月22日に発表した。顧客企業は,ブロードバンド接続,または従来の専用回線を通じて両サービスを利用できるようになる。

 両サービスは,大規模な企業による顧客対応の向上を支援するもの。IP Toll Freeは,通話料を企業側が負担する無料通話番号を提供し,IP IVRでは,音声指示によって顧客を適切なコール・センター窓口に誘導する。両サービスは,SIP(Session Initiation Protocol)を採用しており,米Avayaの「SIP Enablement Services(SES)3.1」を実装したVoIPアプリケーション・ソフトウエア「Avaya Communication Manager」やそのほかの主要SIP端末で利用できる。

 同社によれば,世界のコンタクト・センターは,コスト削減と柔軟性を求めて従来の回路交換方式からIP技術に移行している。IP技術を導入した場合,通信オプションとして電子メールやインスタント・メッセージングなども統合できるとしている。また,同社のネットワークを利用してコンタクト・センターを運営する企業は,自社のゲートウエイを用意する必要がなくなるため,運営コストを削減できるという。

 同社は現在,IP Toll FreeとIP IVRの試験運用を行っており,9月から正式にサービスの提供を開始する。両サービスは,まず米国の顧客を対象に提供されるが,同社はそのほかの地域に向けたサービス展開も予定している。

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