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 米BEA Systemsは米国時間8月23日,メタデータ・リポジトリ開発の米Flashlineを買収したことを明らかにした。買収金額などの詳細は明らかにしていない。

 メタデータ・リポジトリはサービス指向アーキテクチャ(SOA)の中核コンポーネントとして,メタデータの管理,ソフトウエア資産の統制,成果測定などに利用される。SOAおよびWebサービス市場の成長にともない,ソフトウエア資産の把握とそれら再利用の最適化を図るため,メタデータ・リポジトリに注目する企業が増えているという。

 BEAは,Flashlineのリポジトリを「BEA AquaLogic Enterprise Repository」として自社の「AquaLogic」ファミリ製品に組み込む。これにより,「SOA実現のためのより統合的な環境を顧客に提供する」(BEA)としている。

 またBEAは,インドTata Consultancy Services(TCS)との関係拡大についても同日発表した。BEAのAquaLogicと「WebLogic」プラットフォームをベースにしたSOAソリューションの開発で,戦略的提携を強化する。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]